幸運をもたらす宝石であるアクアマリン

アクアマリンという宝石(ほうせき)の名前(なまえ)の由来(ゆらい)は、幸福(こうふく)と永遠(えいえん)の若さ(わかさ)の象徴(しょうちょう)とされ、海水(かいすい)を意味(いみ)するラテン語(らてんご)からきています。鉱物(こうぶつ)的(てき)には、エメラルドと同じ(おなじ)鉱物(こうぶつ)で『ベリル』と言う(という)鉱物(こうぶつ)です。エメラルドと色彩(しきさい)は異なっ(ことなっ)ていますが、結晶(けっしょう)の形状(けいじょう)は同じ(おなじ)柱状(はしらじょう)です。しかし、エメラルドと比べる(くらべる)とアクアマリンは安価(あんか)な宝石(ほうせき)になっています。宝石(ほうせき)カラーは、ブルーからグリーニッシュ・ブルーです。アクアマリンの青色(あおいろ)はベリルへによりおこっています。また、宝石(ほうせき)として使用(しよう)されているアクアマリンの多く(おおく)が、加熱(かねつ)処理(しょり)が施さ(ほどこさ)れ青色(あおいろ)を濃く(こく)し、ています。では、手持ち(てもち)のアクアマリンの色(いろ)を自分(じぶん)でこくしようと思っ(とおもっ)てしまうでしょう。しかし、アクアマリンを加熱(かねつ)しすぎると色(しょく)が消え(きえ)てしまいます。よって、安易(あんい)に加熱(かねつ)してはいけません。古代(こだい)ローマでは月(つき)の女神(めがみ)ディアナの石(いし)とされていて、中世(ちゅうせい)ではこの石(いし)を身につけ(みにつけ)ていると、洞察力(どうさつりょく)と予知(よち)能力(のうりょく)が授かれ(さずかれ)ると、考え(かんがえ)られていました。また、アクアマリンを1つ口(ぐち)にいれると、地獄(じごく)から悪魔(あくま)を呼び出し(よびだし)て、どんな質問(しつもん)にも答え(こたえ)させることができるといわれています。さらに、これを神(かみ)に捧げる(ささげる)と悪魔(あくま)に打ち勝つ(うちかつ)力(ちから)を授かる(さずかる)ともいわれているように、様々(さまざま)な伝説(でんせつ)があります。航海(こうかい)のときは、船乗り(ふなのり)のお守り(おまもり)として、アクアマリンを身につけ(みにつけ)ていくという風習(ふうしゅう)もありました。アクアマリンは永遠(えいえん)の若さ(わかさ)と魅力(みりょく)、歓喜(かんき)、夢(ゆめ)の実現(じつげん)、幸福(こうふく)、富(とみ)、健康(けんこう)、などを象徴(しょうちょう)するす3月(がつ)の誕生石(たんじょうせき)のひとつです。意志(いし)を強く(つよく)し、幸せ(しあわせ)な結婚生活(けっこんせいかつ)をもたらしてくれる石(いし)です。結婚前(けっこんまえ)の女性(じょせい)に贈る(おくる)宝石(ほうせき)としては最適(さいてき)のパワーストーンともいえるでしょう。

宝石

アクアマリンという宝石の名前の由来は、幸福と永遠の若さの象徴とされ、海水を意味するラテン語からきています。

宝石